ここ数年で、「人的資本」に対する社会的関心は急速に高まっています。その理由は、企業の経営資源としての「人」の重要性がよりいっそう高まっているからです。

欧米では人的資本の情報開示に向けた取組みが着々と進んでおり、この世界的なトレンドを受けて、日本でも人的資本の情報開示に向けた動きが進んでいます。ただし、このようなトレンドはあるにせよ、何よりも大切なことは、「人的資本を高めるために、どのような取り組みを実践していくべきか？」ということであり、これは昔も今も変わりません。データサイエンスは、この問いに対して新たな洞察を提供するツールです。人事組織の課題に対してデータサイエンスを活用する「HRアナリティクス」は、人的資本の社会的重要性の高まりとともに、その存在感がいっそう高まっています。

本セミナーでは次のような問いに対して、思考のヒントを考えていきます。

人的資本の情報開示を自社でどのように進めるべきか？

そもそも「戦略的人事」とは何なのか？
　

データサイエンスを活用して人事課題解決にどう役立てることができるのか？

本セミナーでは、5つのアジェンダに分けて「人的資本経営」と「HRアナリティクス」について解説していきます。人的資本の情報開示や、人事課題の問題解決力を向上したいと考える経営者・人事担当者の方はもちろん、HRアナリティクスに興味のあるビジネスパーソンのみなさまもぜひご参加ください。

一橋大学ビジネススクール特任講師。一橋大学商学部卒。同大学大学院社会学研究科修士課程を経て、同大学大学院経営管理研究科にて博士号（経営学）を取得。専門分野はデータサイエンス、経営戦略、組織行動、アントレプレナーシップ。